SLAM DUNK [スラムダンク]

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作者・井上雄彦
レーベル・ジャンプコミックス

時代は後だが、サッカーは「キャプテン翼」、バスケは「SLAM DUNK」と言っていいほど、スポーツ漫画の代表作では無いでしょうか。

この2つは日本人がスポーツと言えば野球一択の時代が終わってしまった事で人々の心が他のスポーツに興味を持つようになったのも人気の原因かと思います。
野球ファンからすれば切ない話ですが。

ただ、SLAM DUNKのすごいところは、そこまでバスケというスポーツは後にも先にも日本人にとっては他人事だったと思います。それなのに、読者を引き込み、歴史に残る作品にしたのはすごい事だと思います。

そして、キャプテン翼では必殺技があります。真似しようとした子供達は数えきれないでしょう。そしてSLAM DUNKの後にも必殺技を取り入れるスポーツ漫画は沢山あります。

SLAM DUNKは一切そういったものは無いのにも関わらず、また逆にそれが現実的な効果を生み出し、より読者を引き込み感動を生んだのかも知れません。

不良が好きな子が目的と言う不純な動機でバスケを始めるという設定で、これだけ見るとここまで人気が出るのが分からないですね。

そしてジャンプにありそうな非現実的な展開も特に無いです。これが良かったのでしょう。絵も登場人物も全てが一つとなって現実的に入り込めるんです。

やはり、あまりに逸脱してしまうと、どこか他人事の様に感動するのが、SLAM DUNKの登場人物には各々の感情が現実的に心に響いてくるんです。

井上さんの作品で有名な「バカボンド」、「リアル」等あるのですが、本当に絵も何もかも表現が素晴らしく、現実的で他人事ではない感動や興奮で物語に引き込みます。

また、お金の匂いがしないのも素晴らしいです。

一つ一つ作品を完結させて、無駄に長引かせたりする感じもしない。

良く漫画であるのが、売れると無駄に伸ばしてくる手法が、井上さんの作品には感じられないのも尊敬する部分でもあります。

バスケやるなら一度は読みなさいと言われる作品です。本当にその通りだと思います。

八村塁さんの登場によってNBAに注目が生まれるようになったことでなのか、映画をこのタイミングで出したことは気になりますが、たまたまアニメ技術が発達してSLAM DUNKをより良い作品として世に出すタイミングが一緒だったと思いましょう。

話は映画にそれてしまいましたが、主人公、桜木花道はもちろん、登場人物全てが魅力的に描かれています。特にチームメイトそれぞれにドラマがあり、それぞれのファンが沢山いるのも特徴的だと思います。

綺麗ごとだけではない物語も更に現実感を沸かせて、より魅力的な作品にしてます。

バスケ好きでは無くても、スポーツ好きでは無くても宝物となる、一生ものの素晴らしい作品です。

G-Joker

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